「今日の一枚!(撮れたて)」

ヤマツツジに朝日射す (山梨県 富士川町)

「ヤマツツジに朝日射す」 山梨県 富士川町  Nikon D800E  AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED  

一ヶ月ぶりの更新となってしまった。
今回は長年憧れていた光景をやっと撮ることができた。ヤマツツジと富士山の絶景だ。

真夜中に山梨県の林道を車で上る。終点に着くと天の川が頭上に見事なアーチを描いていた。
撮影ポイントまでは、ここから車両が進入できない道のため、登山道の入り口まで歩いていかなくてはならなかった。
真夜中の林道を歩くこと数キロ。今にも何か動物が出てきそうな雰囲気の山深い林道だ。
北岳で熊に遭遇して以来、やはり、熊の出現がこわい。やっと登山道入口に着くと、ここから急登を一気に駆け上がる。

三ツ峠以来の山登りに息も上がる。しかも、ここは傾斜が急できつい。
息せき切って稜線まで駆け上がると、樹林の彼方に富士の姿が見えた。今日はいいぞ!と胸が高鳴る。

頂上まで登りつめると、ポイントには大きなヤマツツジが富士の方を向いてきれいに咲いてた。
ここは山奥深い、まるで陸の孤島だ。切れた息を整える暇もなくカメラをセットし、日の出を待つ。
やがて東の空から太陽が昇り、その光がヤマツツジに射し込んだ。
美しい!この絶景を見ることができた、そして、撮ることができた幸運に感謝しながら、シャッターを切った。



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「今日の一枚!(撮れたて)」

天空燃ゆる (神奈川県 秋谷海岸)

「天空燃ゆる」 神奈川県 秋谷海岸   Nikon D800E  AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED  F11 1/8秒 ISO100

ポール・ロス状態からなかなか抜けられないでいたが、いつまでも富士山の写真を撮らないわけにはいかない(笑)。
かといって、ゴールデンウイーク中は富士五湖周辺は大混雑するため、つい脚がすくんでしまう。
いたずらに時間を過ごしていたが、昨日のお昼過ぎ、自宅周辺の空は薄雲リだったが、
ネットで雲画像を確認すると西の空がすっきり晴れていた。

帰省渋滞も気になったが、これは焼けるかもしれないと、ダメもとで出かけてみることにした。
場所は県内屈指の名勝、横須賀市の秋谷海岸だ。歌川広重も「相州三浦秋屋の里」というタイトルの浮世絵を描いている。
お気に入りの場所でよく出かけるが、思うような富士が撮れず、あまり相性のいい場所ではなかった。

海岸線に出ても富士は見えていなかったが、撮影ポイントに着くと、程なく水平線の彼方に見えてきた。
「これは行けるぞ!」と撮影開始。見る見るうちに天空の全てが燃え出した。
これだけの大焼けに出会えたのは何年ぶりだろう。



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「今日の一枚!」(撮れたて番外編)

ポール・マッカートニー

「Paul McCartney!」 4月29日 東京ドーム

今日は初めて風景以外の写真をアップすることにした。この日の素晴らしい思い出を残しておきたいからだ。

写真の人物は、言わずと知れたロックのレジェンド、ポール・マッカートニー。
4月25日から武道館を皮切りに4つのコンサートを開いた。私は、中学生の時にビートルズを知って、本当にハマった。
彼らの曲を聴きまくって、ギターを買って演奏した。そんな人が世界中に数えきれないほどたくさんいるだろう。

そんな中で、私は幸運にも、このポール・マッカートニーという人と少なからずのご縁をいただいた。
1990年に来日した時、私が3年がかりでポール仕様に改造したベースギターに、なんとポール本人がサインをしてくれたのだ。そのことがマスコミにも取り上げられて、ずいぶん騒がれたのを覚えている(笑)。その後1993年には、このことがきっかけで、ポールに会わせてもらうことができ、直接話すことができた。
その時のコンサートでは、ポールは、私がいるのに気がつくと何度も笑顔で応えてくれた。

そして、2017年。74歳のポールは3時間、39曲を一滴の水も飲むことなく歌い通すという圧巻のパフォーマンスを見せてくれた。その間、不思議なことに、何度も目が合ったように感じた。そんなことを感じた瞬間に撮ったのがこの一枚だ。「Hey!You!Genki‐kai?」そんなことを言われているような気がした。覚えていてくれたのかな(笑)?
ポールさん、たくさんの感動をありがとう!「Mata Aimasyo!(また会いましょう!)」の言葉、信じてます!


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「今日の一枚!」 4月2日撮影

なごり雪の峠富士 (三ツ峠)


「なごり雪の峠富士」 三ツ峠  Nikon D800E  AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED  F16 1/125秒 ISO100  PL

久しぶりの更新になってしまった。
桜も終わり、あちこちで夏日のニュースが流れる中、季節外れの雪景色の写真もいかがなものかと思うのだが。

この写真は、今月2日に撮ったものだ。この日の前日から山梨県は雪が降り、山間部ではかなりの積雪になった。
しばらく雪景色の富士を撮っていなかったこと、富士山の撮影ポイントとして一番好きな三ツ峠に、かれこれ5年登っていなかったことがずっと気になっていた。

1日の夜中から登山開始。5年ぶりの三ツ峠は、大変な積雪だった。
久しぶりの雪山登山に弱った心と体を叱咤激励しながら、どうにか山頂にたどり着くことができた。
しかし、富士山は待てど暮らせど出てこない。後から登ってきたカメラマンも先に山を下りてしまった。私も、諦めて冷えて疲れた体を休めるために、長年お世話になっている山小屋を訪ねた。宿泊客のいない小屋で主の息子さんがひとり小屋守りしていた。久しぶりの訪問にもかかわらず、とても親切に温かく迎えてくれた。

次々とカメラマンが山を下りていくのを見送りながら楽しく談笑して過ごしていると、なんと富士が現れてきたではないか。
ザックにしまったカメラを取り出して、慌てて小屋を出て撮影開始だ。
樹氷に覆われた木々の彼方、雲上に聳える富士がとても美しかった。心ゆくまで雲上の富士山を撮り続けた。
山小屋の息子さんが温かく迎えてくれなかったら、この写真は撮れなかったかもしれない。



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「今日の一枚!(撮れたて)」

ダイヤモンド富士 (朝霧高原)

「ダイヤモンド富士」 朝霧高原 Nikon D800E AF-S NIKKOR 70-200mm F4G ED VR  F16 1/1500秒 ISO100 


2月の終わりころに、私が卒業した大学から、毎月発行している機関紙にコラムを書いてほしいという依頼をいただいた。
掲載されるのは、今日発売の4月号。字数は400字程度の小さなもので、テーマは4月の誕生石に因んで「ダイヤモンド」だという。4名の卒業生がコラムを書いて寄せ合う形だ。そこで、私には「ダイヤモンド富士」について書いてほしいという依頼だった。

学生時代の私は、マイペースで出来の悪い学生だっただけに、母校に、ほんの僅かでも貢献できるならと喜んで引き受けさせていただいた。ところが、である。このコラムには、なんと写真を掲載してもらえないということだった。
そこで、原稿にはダイヤモンド富士を撮りに行った時の様子を書いて、文の結びに、「百聞は一見に如かず、写真でよければ『写真館 美しき富士』にお越しください。」とやった(笑)。

もちろん、この写真は撮ってきたばかり。富士の山頂に舞い上がる雪煙に太陽の光が反射して輝いて美しかった。
大自然が創りだす、日本でだけ見ることができるダイヤモンドを、一人でも多くの方にご覧になっていただきたい。



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山本 耕作(Kosaku Yamamoto)

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