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明けましておめでとうございます!(2023年クリスマス撮影)

彩雲笠 山中湖村

「彩雲笠」 山中湖村  Nikon D850  SMC PENTAX67 MACRO 135mm F4

新年あけましておめでとうございます!
昨年も大変お世話になりました。本年も 「写真館 美しき富士」 をどうぞよろしくお願いいたします。
富士山が見せてくれる神秘の姿をご紹介できるよう、今年も頑張って撮って参りたいと思います。

写真は昨年のクリスマスイブに撮ったものです。
朝から笠雲が出ていたのはライブカメラで確認していたのですが、起きたのがお昼過ぎていたので、
撮りに出かけることは考えていませんでした。ただ気圧配置だけはどうにも気になってはいました。
今振り返っても、なぜそうしたのか覚えていないのですが、食事もとらずに出かけていました。

しかし悲しいかな、中央道の富士山が見える地点で、目の前で笠雲が消えていくではありませんか(笑)。。。
意気消沈したままポイント近くのスーパーで、おにぎりと買い忘れていたお米を買って、帰ろうとスーパーを
出たとき、富士山の横に彩雲が出始めたのです。慌てて車に乗り込み、急ぎポイントに向かいました。

そこから日が暮れるまで、富士山と彩雲笠との競演が数時間続きました。
こんな富士山が見たい撮ってみたいと思っていた富士の姿でした。この写真では笠が五重になり、
山頂の上では螺鈿細工のような彩雲に左の裾には、なんと龍まで。辰年へのご挨拶でしょうか(笑)。
導かれるように出かけて、富士山はしっかり最高のクリスマスプレゼントを用意して待っててくれました。

※写真のアルバムを見るには右上アルバムの写真が動くサムネイルをクリックしてください。

「きょうの一枚!」(12月10日撮影)

富士山に昇る三日月と金星 (朝霧高原)

「富士に昇る三日月と金星」 朝霧高原  Nikon Z7  NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

日を空けました。今日は今月の10日に撮った写真を。
この日は、山梨にいる富士山写真の師匠や仲間にいろいろ会うために出かけた。
つまり、撮影はメインの目的ではなかった。

せっかくなので、月の動きを調べて夜明け何か撮ろうと朝霧高原へ出向いた。
夜中、現場に着いてみると予想外の人混みだった。親切な方がいてぎりぎり三脚を立てさせてもらえた。
私の調べが浅かったのがいけなかったようで、時間をずらして金星と月が富士山の山頂に昇る日だった。

写真は、金星がまず昇り、その後、月が富士山の山頂剣ヶ峰を上った後の様子だ。
満月のように見えるが、細い三日月で、暗い場所では月の地球影が明るく照らされるため、肉眼でも
はっきりと満月のように見える。写真のように明るさの違いがあるだけだ。

私の場合、雲が無いとテンションが上がらないため、アップするか迷ってしまった(笑)。
年末はお気に入りの精進湖に通い詰めたいと思っている。

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「きょうの一枚!」(撮れたて)

彩雲海 池の茶屋林道

「彩雲海」 南アルプス市 池の茶屋林道  Nikon D850  SMC PENNTAX 645 FA45-85mm f4.5

永らくご無沙汰してしまって、すみませんでした。
雑用に追われ、また撮影には少ないながら出てはいましたが、チャンスに恵まれず悶々としていました。
昨日は夜中から親しくしている写友の方をご案内する約束でいたので、久しぶりに撮影に出て、チャンスにも
恵まれましたので、急ぎアップさせていただきます。

場所は南アルプス市にある山深い林道。夜中3時に林道に入り現地に向かうも、途中富士山は見えず。
林道の途中では、ダメだと判断したのか、引き返して来る車にもすれ違った。ここまで来たら行くしかないと覚悟を決めて
現地に到着。珍しいというか初めての経験で、この時期にこのメジャーなポイントでカメラマンは一人もいなかった。

カメラを取り出して富士山の方を撮ってみると高い雲の上にかすかに富士山の頭だけは見えていた。
経験上、夜明けには雲海は下がってくるだろうと三脚を立てて待機する。やがて雲が下がって雲海となっていった。
冬の雲海は雨も降らない時期には珍しい。星空と富士を撮りながら夜明けを迎え、朝日が富士山のすぐ横から昇りだす。

やがて、太陽が高さを増すと、雲海が躍り出し、なんと、それが彩雲となった。
どのくらいの時間続いただろうか。雲海は波のようにうねりながら色を変えていく。
富士山の上に彩雲が現れるのは見てきたが、このように雲海が彩雲となったのは初めて見た。
彩雲海に聳える富士の神々しい光景に、久しぶりに心も踊り、時間を忘れてシャッターを切り続けた。

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「きょうの一枚!」(2022年10月撮影)

宝永火口の秋 水ヶ塚

「富士秋彩」  静岡県 水ヶ塚  Nikon Z7Ⅱ  NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

遅くなりました。
毎年、この時期はカレンダーの発送作業に追われております。ありがたいことです。

さて、今回は前回アップした日の朝に撮ったものから。
山梨側で夜中、満月の月明かりの中、撮ったあとは満月が富士山の山頂に沈む御殿場のとあるポイントで迎えた。
平凡でありながらも、それなりに美しいパール富士となったが、いまいち物足りなかったので、富士山の南東にある
水ヶ塚公園へと足を延ばしてみた。

標高も高く、涼しいところで、何より、目の前に、江戸時代の宝永年間に大噴火して出来た火口が大きく口を開けて
迫ってくる。なかなか迫力のある富士山が見れるところだ。夜中に撮った富士吉田とは全くちがう、まさに火山である
富士の荒々しい表情が見れる。この火口は山頂の何倍もある大きなものだ。遠く江戸まで火山灰が降ったのも、
ここにくれば頷けるというものだ。

最初は雲ひとつない快晴だったが、やがて富士山の周りに雲が湧いて、表情を作ってくれた。
富士山に雲はなくてはならない名脇役だ。山肌も冠雪部分の模様が見事で落葉松の黄葉がまさに色を添えてくれた。

※写真のアルバムを見るには右上アルバムの写真が動くサムネイルをクリックしてください。

「きょうの一枚!」(撮れたて)

月光に照らされる秋彩富士 (船津林道9

「満月に照らされる富士の山肌」(富士北麓船津林道) Nikon Z7Ⅱ  NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

お待たせしまして、申し訳ありません。やっと撮って来ました。
カメラの使い方さえ忘れそうになるくらい久しぶりの撮影でした。
10月28日から所属する会のオフ会で韮崎市の甘利山に向かい、その翌朝、撮影に臨むも雲が取れず撃沈。
ただ、明け方にかけて、かなりの積雪があり11月を待たずして富士山が五合目の下まですっぽりと冠雪した。

解散後、それぞれが撮影に向かい、私は夕方まで甲府の方に居座り、暮れるころに富士五湖方面へ。
道の駅で仮眠して、満月だったので、いつも行くお気に入りのポイントへ向かう。誰もいない林道のはずれなので、
撮影に集中するにはもってこいの環境だ。

富士山の山肌は真夜中だというのにもかかわらず、煌々と輝く満月の月明かりに照らされて、はっきりと見えていた。
早速カメラで撮ってみると、雪をかぶったところはもちろん、五合目から下の樹林帯の唐松が見事に黄葉しているのが、
月明かりで浮かび上がっていた。富士の山肌も秋真っ盛りというわけだ。翌日は河口湖畔がカメラマンで賑わうことだろう。   私は富士の山肌の紅葉が撮れればそれで満足だ。

ここで2時過ぎまで撮って、御殿場に移動。朝はパール富士、その後は静岡の水ヶ塚まで脚を延ばした。
カレンダーの発送が遅れて、申し訳ありません。急ぎ送らせていただきます。
プロフィール

山本 耕作(Kosaku Yamamoto)

Author:山本 耕作(Kosaku Yamamoto)
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